私は、同じ時期に渡英した、同世代の日本人の中では、
早く英語が話せるようになった方だと思います。
というか、多くのワーホリ仲間は、2年ロンドンに住んでいましたが、
たいして英語を話せないまま、帰国してしまいました。
私と、イギリス人の彼と、その友人のイギリス人数名、
そして、私と同じ時期に渡英した日本人の友人数名。
こんなメンバーで時々、夕食会を開いていたのですが、
私はいつも終わった後に、ヘトヘトに疲れていました。
なぜなら、日本人の友人に英語→日本語の通訳をし、
イギリス人たちに対して、友人の通じない英語の補足をしていたからです。
(お仕事で通訳をされている方は、本当に素晴らしいと思います)
英語が話せるようになる・ならないの大きな差は?
何度も言いますが、この日本人の友人たちは、
私と同じ時期に渡英しました。
そして、語学の習得には年齢が関係あると言われていますが、
皆、同い年くらいのアラサーです。
私にイギリス人の彼氏がいて、彼女らにはいない。
確かにこれが、大きな差の、ひとつの要因では、あるかもしれません。
しかし、私は日本語が使える環境で、仕事をしていたのですが、
彼女らは、完全に英語のみの環境で、仕事をしていました。
したがって、英語に触れる機会は、ほぼ同じであったと考えられます。
私は、全く高学歴でもなければ、英語の学科に通っていたわけでもありません。
彼女らは、今も良い友人で、人間的に好きですし、尊敬もしています。
なので、悪口を言ったり、
見下したりするつもりは、全くありません。
でも、どうして英語習得に関して、
このような差が生まれてしまったのでしょうか?
それを説明していきたいと思います。
文法が出来ないと日常会話レベル以上にはなれない?
私は渡英した時、英語が話せませんでしたが、
ほぼ正確に書くことができました。
(詳しくは、渡英して3週間でイギリス人の彼氏を作った方法 へ)
実はこれが、私と彼女らの、最も大きな差だったのです。
私はある瞬間に、これに気が付きました。
友人のひとりが、ロンドンを去る少し前に、私にこんな質問をしてきました。
英語教えてー!って感じではなくて、
なんとなく会話の流れで、聞いてきた感じです。
友人 「どんな時にbeって言えば良いの?」
私 「beはbe動詞の原型だから、
動詞が原型にならないといけない時に、使うんだよ」
友人 「それって、たとえばどんな時?」
私 「助動詞の後とか、toの後で不定詞になる時とかだよ」
友人 「……ふーん」
いかがですか?
彼女が英語を話す際、
必要な場所で「be」を使えていないことは、明らかですよね。
(彼女に対する、私の文法の説明が雑なのは、
私と同じくらいの期間、ロンドンに住んでいた、彼女のプライドを傷つけたくなかったからです。
このブログで文法を解説する際は、しっかり説明しますからね!笑)
英語の文法は自然に身に付かない!
2年近く住んでいても、文法は自然に身に付かないということが、
お分かりいただけたかと思います。
掛け算の九九って、丸暗記しましたよね?
もし小学生の時に暗記していなかったとしたら、
生活の中で自然に身に付くことって、なさそうですよね。
それに九九を知っているから、
今は簡単な計算ならささっとできますよね。
文法を知らないということは、
九九を暗記していないようなものなので、応用が利きません。
足し算と引き算ができても、
割り算はできないというような感じです。
ネイティブの子どもは、
英語を自然に習得できますが、私たち大人には困難です。
子どもの脳は、語学を自然に吸収できるのですが、
成長につれて失われます。
でも、大人には、子どもより優れている点があります。
「物事を論理的に理解できること」です。
英語を論理的に学べる唯一の方法が、文法です。
英語の簡単な表現集も最初の頃は使ってOK
会話で役に立つ表現を丸暗記すれば、
海外旅行や日常生活には困らないかもしれません。
そのため、文法を一気に覚えるのは大変なので、
最初の頃は、よく使う表現がまとまっている、
表現集を使うのはありだと思います。
しかし、結局は文法を勉強しないと、
それ以上のレベルにはなりません。
外国人の友達とちょっと深い話ができたら、
日本人の友達と同じくらい仲良くなれます。
留学やワーホリなら、しっかり文法も勉強する方が、
何かと深い経験ができそうですよね。
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